これまで学習してきた知識や技術が実際の実習場面で活かせたときです。
これまで頑張ってきた成果を実習の場で発揮できたことがうれしく、自信にもつながりました。

先輩方は患者さんだけではなく、看護師同士や他職種ともよくコミュニケーションをとり、業務や雰囲気、様々な部分に気を配りながら業務を行っていました。
イレギュラーなことがあっても、常に気を配り、冷静な判断をし、心の余裕を持ちながら働く先輩方はかっこよかったです。

実習先の病院や病棟の特徴を把握し、関連する疾患や看護技術についても復習しました。
事前準備を行ったことで根拠をもった考え、行動が自信につながり、実習での学びをより深めることができました。

大学で、実際にいくつかの事例を用いながら状態を評価したり、ケアの手順を考えたりしていたので、学んだことを思い出しながら実践しました。

「看護師になりたい」という思いを持って実習に挑みましたが、困難に直面したときには「看護師に向いていないのではないか。」と考えてしまうこともありました。
それでも自分自身や患者さんと向き合うことで「学生である今の自分にできる最善を提供したい。」「将来看護師として働くためにもっと知識や技術を身につけたい。」という気持ちにつながりました。

患者さんとのコミュニケーション方法です。
患者さんと長い時間を共に過ごす看護師だからこそわかる、意思表示や患者さんの趣味趣向などを学び、実際に看護師の方にアドバイスをいただき、コミュニケーションをとることを心掛けました。

帰宅後、夕食など全て済ませた後に記録や学習に時間を当てていました。
夜は時間を区切って記録を進め、一度仮眠をとり、切り替えてから明け方に記録を行うよう、工夫をしました。
自分にあった生活リズムで、効率よく学びを深めながら実習に臨むことができました。

その人に合ったコミュニケーション方法を見つけることができたことは強みだと思いました。
一方で、臨機応変な対応の不足を感じました。
現場で働く際は、その時々の患者さんの状態に合わせた対応をする必要があるため、自分の行動が患者さんの安全安楽に直結すると思います。
十分な知識と技術が現場ですぐに活かせるように、定着させる必要があると感じました。

常に、状況を多角的にとらえた助言をくださり、自分では気づけなかった視点に気付くことができました。
先生方からのご指導は実習を乗り越える大きな支えになりました。